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日本の歯科治療の現状について

なぜ金属アレルギーを発症してしまうのか

最近、増え続けている金属アレルギーの患者数は日本人の12人に1人に及ぶと推測されています。
金属アレルギーとは歯の治療をした際に、詰め物や被せ物といった形で歯に埋め込まれた金属が長い年月をかけて少しずつ金属イオンとなって溶け出し、体内に蓄積されていくことが原因となって発症する体のアレルギー反応のことです。

体内に蓄積していった金属イオンは体の中にあるタンパク質と結びつくことでアレルゲンとなってしまいます。
そうやって生成されたアレルゲンが汗となって体表に流れ出ると、皮膚上でアレルギー反応を起こし痒みや痛みの原因となってしまいます。
金属アレルギーを発症すると、緩やかに症状があらわれていくことが多いというのが診断が遅れてしまう原因のひとつになっているようです。

金属アレルギーの代表的な症状

考えられる症状としては、アトピー性皮膚炎や手のひらや足の裏にできる水泡状の膿疱などが有名です。
爪に出来た膿疱は爪の変形や変色を引き起こす原因になってしまうこともあると言われています。
他にも脱毛症や味覚障害という症状として表れてくることもあるといいますから、知識として覚えておくといいかもしれません。
このようにその症状は口腔内だけに止まらず全身に出てくるものなので、歯科金属がその原因であるということを突き止めることは簡単なことではないと言えるでしょう。
しかし一般的な治療を続けてみても効果が得られないような場合には、患部とは離れたところにある口腔内の金属が災いしているということを疑って調べてみるといいかもしれません。